富士通 FUTRO MS936がなかなか使えるぞ!

2021年1月5日火曜日

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あけましておめでとうございます。 
ガジェットマニアTです。

今回はFUJITSUのシンクライアント FUTORO MS936がどれほど使えるかレビューします。

FUTRO MS936 仕様

このマシン2016-2017年付近に発表されたシンクライアントFUTORO(ヒューロー)シリーズです。
結論から言うとテレワークには必要充分です。

もうね、「テレワークのために産まれてきました」といっているようなものです。

AmazonでWindows10ProとフルHD、軽量、2万円くらいで調べていたら見つかりました。

Windows10Proよりも安いWindows10Pro搭載ノートパソコンです。

使用感ですが、後述のメモリ増設が利いてサクサク、キビキビ、画面が広くてOfficeも使いやすいです。
ゲームやベンチマークをするつもりはないのでWindows版Chromebookをイメージいただければ。
Chromebookのレビューは↓こちら
Chromebook クロームブック Lenovo S330 レビュー

MS936


対抗マシンは中華ノートあたりで有力選手は「wajun ノートPC Pro-9X未使用品」でした。
ただし「3万円でCeleron N4100買うならLENOVOにするわ」とスルー

調べてみるとMS936はネジ一本でメモリがDDR4 8GBが追加できるじゃありませんか!
合計で12GBもあればエントリーモデルの4GBの3倍ですよ!
※CPUスペックでは32GBまで対応しているので4GB+16GBで20GBも行けそうです。
実際、海外モデルでは20GB対応の記載がありましたが、
(Celeronに20GBのメインメモリはCPUが遅くてバランス悪いんじゃないかなと)

重量もwajun Pro-9Xがおよそ1.5kgMS936がおよそ1.2kgさらに
処理速度のCPUもwajun Pro-9XがCeleron N4100、MS936がCeleron 3955U
N4100と3955Uの性能差はコチラ ※3955Uは旧型のモバイル向けi3に匹敵します。
Celeron 3955Uはインテル第6世代(Skylake)なので入手しやすいDDR4メモリ対応や外部インターフェイスが現行モデルにも近い設計です。

では、THEテレワークというMS936の魅力

【購入品】 Amazonへのリンク 本体 メモリ

  • CPU インテル Celeron プロセッサー 3955U 2.00GHz
  • 内臓ストレージ SATA600 SSD256GB M.2 2242(標準32GBから換装済み)
  • メインメモリ 4GB
  • フルHD(1920×1080ドット)、1677万色 ノングレア
  • 3.5mmステレオミニジャック×1 ※ヘッドセット対応
  • インカメラ搭載
  • デジタルステレオマイク内蔵
  • HDMI 4K出力対応 ※古いものだと2kよりちょっと小さい解像度しか出ません
  • GIGAビットLANポート付き
  • VGA 出力
  • 無線LAN内臓 ※IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠
  • 内蔵型指紋センサー
  • 標準バッテリー 約4.4時間 ※設計値の96%利用可能
  • Windows10Pro + Office2019
    ショップさんのご厚意でマウスとリカバリ用に使うためのUSB(USB3.0 16GB)
    不要な時にインカメラを隠すスライドタイプのシール
    を同梱いただけました。
    (このご時世、マルウェアでカメラを使うタイプもあるのでこのシールは必須です。)
    あと、自分で増設用に
  • メモリDDR4 8GB \3,255

    合計およそ25,000円程度

    1.2kg級のノートってとても軽いんです。それでフルHDとWindows10Pro搭載PCはなかなか見つからないもので、各種インターフェイスがこれだけ積んでるっていうのはもともとの価格がCeleronなのに15万円越えといったところでしょうか。
    さすが法人用シンクライアント。

    筆者はハイエンドノート、ミドルレンジノート、小型ノートなどTPOでノートPCを使い分けていますが、(壊れても気にならない)軽量+フルHDというのが欲しかったのです(ほしかったのです!)

いかにも軽そうなスタイル

参考に分解している方のページ

この方の画像をよく観察するとM.2が3つあるんですよ
(1個は無線LAN、もう1個は内臓SSD、最後の一個は夢(見た感じM.2 2242))

UEFI(BIOS)画面ではドライブスロットが3つありました。
おそらく
1個はSSD、もう一個は(封印されている光学ドライブ用SATA)、最後の一個は夢のM.2
のようです。

デュアルブートしてやるぜという方へ
Windows10がメインOSの場合、SSDを追加しても動かないことがあります。
(Windows10でデュアルブートが昔よりめんどくさくなった)
回復パーティションやMBRをごちゃごちゃいじるようになりGRUBが壊れる
参考ページ

改造してやるぜという方へ
最後にこのマシンとてもネジが多いです。
同じような筐体のPCを分解したときにめちゃくちゃめんどくさかったです。

ネジ一本で低価格テレワーク環境が整えられる
こんなパソコンはいかがでしょうか!