アンガーマネジメント:導入編

2021年1月12日火曜日

ブログ リバウンド王M

あけましておめでとうございます。

お正月太りでもなんとか3桁の大台には乗っていない、リバウンド王のMです。



仕事をしているとつい怒ってしまうこともあるかと思います。

アンガーマネジメントについて調べてみたので、それについて書いていこうと思います。

今回は導入編として、アンガーマネジメントの元とも言える

怒りが発生する理由について書いていきます。


怒りとは、自分が許せないと感じた場合に発生するものです。

そして、アンガーマネジメントとは、怒りをコントロールする技術のことです。

なぜ怒りをなくす、ではなくコントロールする、なのでしょうか?

まず、怒りをなくすことはできません。

そして、怒りは悪ではありません。

怒りも時にはやる気や原動力というものになったりします。

少しイラつくことで怒ってしまったり、怒ったことで後悔してしまったり、

そういった意味のない怒り、必要ない怒りから逃れるために、

アンガーマネジメントはあるのだと思います。


怒りを感じるときというのはどんなときでしょう。

例えば、今の時期だとマスクを着けていない人を見かけたときです。

コロナ禍だというのにマスクを着けていないなんてありえない、

みんな我慢しているのにおかしい、などと思ってしまうものです。

しかし、コロナ禍ではなくマスクを着けるのが当たり前じゃなかった時のことを考えると

何も感じていなかったように思います。


「怒りとは自分が許せないと感じた場合に発生するもの」

ということを始めに書きました。

怒りというのは3段階に分かれて発生するものだそうです。


先ほど挙げた怒りの例を考えてみると、

同じマスクをしていないという出来事に遭遇した場合でも

怒りが発生した場合と何も感じていない場合がありました。

つまり第一段階と第三段階はイコールではなく、

第二段階の出来事の意味付けというのが重要になってきます。

具体的に例に当てはめて確認していってみましょう。


アンガーマネジメントでは、

自分の正しいと信じている価値観、信念のことを

【コアビリーフ】という言葉で表します。

このコアビリーフに照らし合わせて出来事の意味付けを行い、

間違っていると思ったり、納得できなかった場合に怒りを感じるという仕組みです。


アンガーマネジメントをする上で自分が

どんなコアビリーフを持っているのかを知ることが重要です。

自分がどんなことに怒りを感じるのかというのを知ることが

アンガーマネジメントへの第一歩です。


アンガーマネジメントを行うためには

大きく分けて【行動の修正】と【認識の修正】という二種類があります。

行動の修正は、怒りのままに行動しないように変えること。

認識の修正は、怒りにくい考え方に変えること。


次回は実際にどのように【行動の修正】と【認識の修正】をしたらよいか、

ということから書いていこうと思います。