WordPress運用のベストプラクティスを自分なりに考えてみた

2020年8月21日金曜日

ガジェットマニアT ブログ

 こんにちは、ガジェットマニアTです。

先日、弊社のメンバーが書いてくれた記事のWordPressについて私なりに深堀りしてみました。
メンバーの記事↓
HTMLとWordPressのWebページ、それぞれの特徴

WordPressのテーマ選定の定石

(ベストプラクティス)

補足:WordPress運用は特殊な例を除き、アップデートをする運用をおすすめします。
興味のある方はGoogleで「WordPress アップデート 必要性 」と調べれば情報が出ると思います。

「WordPress5.5」が2020年8月11日にリリースされました。
アップデートで様々な修正や機能のアップデートが行われました。
その中の「1つ」について考えてみます。

「プラグインとテーマの自動更新」

ようやく、来ました!「プラグインとテーマの自動更新」
プラグイン:お問い合わせフォームの設置・SEOなど各種便利な拡張ツール
テーマ:デザインやページ構成などブログの見た目
なのですが、
自問自答タイム
T「プラグインはやっぱりアップデート必要ですよね(゚д゚)(。_。)ウン」
T「テーマもjQuery(JavaScript)などアップデートしたほうが安全だけど(゚д゚)(。_。)ウン」
T「プラグインとテーマって同列のレベルでアップデートするようになったのか」
T「おしゃれなテーマを外部購入している人は?」

T「今のテーマ運用について定石を考えてみよう」

結論:テーマはWordPress公式テーマを使ったほうがよい

※できれば有償のサポートのつくテーマを!

公式の有償テーマ→こちら
公式の無償テーマ→こちら

理由は
・全体的にWordPress本体だけよりテーマやプラグインもアップデートしたほうが安全
・テーマやプラグインの安全性を怠ると攻撃されがち
・外部の有償テーマのサポートが最新のWordPressのバージョンに対応していないことがある

思いっきりざっくりな構成図

つまり、「せっかくお金を支払うのであれば有償のテーマは公式で買ったほうがよい」
ということです。
この支払うお金は
「お金儲けのためのテーマ」という考え方ではなく
「お金を支払ってテーマを作っている制作側(人やチーム)を応援する」というほうがしっくりきます。
制作側も改善に費やす時間が確保できる。改善分はお支払い後も受けられるというメリットにつながります。

もう少し視野を広げて考えると

WordPressを導入してWEBサイト(ホームページ(便宜上))を作ろう。公式でテーマ買う!
とします。

  1. テーマ製作者はこのお金(応援)で活性化する(安全で良いなテーマが改善、維持できる)
  2. WordPressの利用率が高まる
  3. GoogleもWordPressを意識する必要がある(すでにしている)
  4. Googleで検索するとWordPressの記事が見つけやすくなる
  5. WordPress使おう(1.に戻る)
という流れです。

補足:WordPress本体の自動アップデート
WordPressはデフォルトでマイナーアップデート(5.4.x)をアップデートします。
メジャーアップデート(5.4→5.5)は手動になります。
メジャーアップデートでは挙動が変わることが多いです。
運用中のWordPressのカスタム部分に影響が出るケースも多い。
カスタム部分をアップデートに沿って動くよう「調整、動作確認」がいる。
利用者(投稿者)側のエディタの使い勝手が変わったりするからです。

そもそもなぜWordPress前提なのか?

これは、私的には「時代的に仕方ないよね」とBlogger使いながら思っています。
なぜなら、CMSシェア率ランキングで2020年5月で60%以上を占めているからです。世界中のインターネットのWEBサイトの38%(2020/8/21時点)を占めています。
CMSのシェア争いの激しい時代は「Movable Type」「Geeklog」など他にもいっぱいの「CMS選択」に迫られるプロジェクトがありました。
Googleの「ALBERTO MEDINA」さんのブログがあります。
こちらの記事「GoogleのWordPressビジョン」に記載の通りGoogleは積極的にWordPressの開発に関与している
という理由から
基本的に今は「CMSを導入するのであればWordPressのベストプラクティスを貫くべき」だと思います。
※「Google信者か!」と思われても仕方ないかな。。

ALBERTOさんのこちらの記事ではユーザーは
「表示速度高速でいないとユーザーは不機嫌になる」
「ユーザーの満足する応答時間に焦点をおく」ことが大切と綴られております。
※以下の「CMSかHTMLか」どちらを焦点にするかというポイントになります

CMSかHTMLか

上記のシェア率ランキングのページでも記載の通り、世界の6割がCMSを導入しています。
※CMS導入の判断材料は、弊社メンバーの記事に書いてあります。


WordPressの選択は「WEBサイト(ホームページ(便宜上))」製作における選択肢の有力なシステム。
HTMLは高速な表示を持ちつつ、柔軟なページ構成が構成できる。選択肢といえるのではないでしょうか。

まとめ

・HTMLのほうがWEBデザイナーの魅力を引き出しやすい傾向がある。且つ高速であるためCMSの導入を安易に考えないこと。
・CMSを使うなら「Contents Management System」システムを構築する費用が掛かることを念頭に入れる。
・CMSを使うなら活性化している旬なもの(今ならGoogleに応援されている「WordPress」)のほうがよい。
・WordPressを使うのであれば「WordPress本体」「プラグイン」「テーマ」は常に最新にしておくべき。
・「テーマ」は公式の有償のテーマがよい。次点で公式の無償テーマ。
・CMS(WordPress)を導入するならばシステムを維持・管理する必要があるためHTMLより定期的な費用が掛かることを念頭に入れておくこと。
・バジェットの都合でCMSの維持費が費用対効果に合わない場合はHTMLを再度検討すること。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。