iOS14レビュー~iPhone6sに入れてみた~ Beta6追記あり

2020年8月14日金曜日

ガジェットマニアT ブログ

こんにちは、ガジェットマニアTです。
早速ですが、パブリックベータ4をiPhone6sに入れてみました。
※8/30 追伸 Beta6を導入しました。
というのも、iOSってiPhone対応が結構長いのですが、

iOS14の特筆すべき点はいつもなら切り捨てられてもおかしくないペースの「iPhone6s」世代もiOSに対応しているという点です。

これが本当かベータを使って実験してみました。

前置き:対応機種

iOS14対応の機種 ←Appleの公式リンク
  • iPhone 11
  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • iPhone XS
  • iPhone XS Max
  • iPhone XR
  • iPhone X
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone SE(第1世代)
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPod touch(第7世代)

ベータの導入方法

Apple Beta Software Program
https://www.apple.com/jp/ios/ios-14-preview/features/
ここからスタートです。対応機種とApple IDがあればインストールできます。

ざっくり手順 (1時間半か2時間くらい)

※めちゃくちゃバッテリーを消耗します。できれば充電しながらのほうがいいです!
※サイズは4GB程度必要なので、ストレージの空き容量も確認しましょう!
  1. できればiphoneのバックアップを取る(筆者はしませんでした)
  2. 上記Apple Beta Software Programに登録する←iPhoneのsafariからやりましょう
  3. iPhoneにBeta用のプロファイルをインストールする 13beta用
  4. iPhoneにBeta用のプロファイルをインストールする 14beta用 ※プロファイルはブラウザに沿って13→14と2回必要です。safariをお勧めするのはiPhoneのプロファイル登録が簡単にできます。Google Chromeだとダウンロードするだけでうまく適用できませんでした。
  5. 「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」→IOS14をDL&インストールする
  6. 完了!

実際の画面


ダウンロードとインストールが始まるとストレージとCPUが圧迫されます

バッテリーがものすごく減っていきます。
スタート時84%→インストール完了Antutuベンチ完了後26%になりました。

インストール後

iOS13.6.1→14Beta4にアップデート完了

所感

iOSが14になったところでiPhone6sでは新機能をフルに活用できていない感じでした。
一番変わったなという点は「カメラ」の起動が体感できるレベルで速くなりました!
他は、正直あまり変わっていない。ウィジェットが配置できたりするのでAndroidに寄せてきた感じがしました。
また、動作も軽快です。(古いiPhoneに最新のOSを入れると重くなりがちでした)
むしろ少し早くなった!?
Betaだからうまく動かなそうな点は「翻訳です」
縦モードと横モードで挙動が変わりました。
しかし、翻訳スピードは速かったです。

ベンチマーク (Antutu V8.3.3)

およそ17万スコア出ました。
iPhone6sの13.6.1だと16万~19万スコアなので遅くなってはいないようです。
25番目にMy Deviceが入っていますが、26番目もiPhone6sですのでやはり、重くはなっていないようです。GPUスコアがやや落ちたような。
※午前8時半位から作業を始めてベンチが終わったのが10時前と90分は見ておいたほうがいいです。

バッテリー

ベータのDLからベンチマーク完了までの間におよそ58%消耗しました
※インストールの途中に電池切れしないかドキドキしながら応援していた。

まとめ

iOS14がiPhone6sを対応してくれたことに関してはとてもうれしいです。
思ったより出来もよく不具合も今のところ見つかっていません。
イヤホンジャックを結構使うので、iPhone6sに最新のOSやマイナーバージョンアップが提供されることに関して、セキュリティや最適化がされることは普通にうれしいです。
新機能の期待というより、カメラの起動が速くなった!
私にとって「APPライブラリ」は正直なぜ作ったのかくらいの新機能でした。
iPhone6sってAntutu17万スコアなのでAndroid端末でいうPixel3a(Snapdragon 670)と同レベルです。
iPhoneのSoCが優れているのはAndroid派の私としても認めざるを得ません。
2015年発売のiPhone6sが2019年で現役のAndroidと負けていないというのはゲームを多用する人にとって最新のiPhoneというのは魅力的なのかなぁと改めて考えました。

※8/30 追伸 Beta6を導入しました。
アラームが微調整されています。
iPhone6sだとなぜかバッテリーの持ちがiOS13より悪いようです。
下手すると1日持たないくらいがりがり減っていきます。
新しいiPhoneにチューンされている可能性がありますが、
大事なデータの入っている端末にBetaを入れるのは気を付けましょう。
iOSは正式リリース後も修正パッチがたくさん配布される傾向があるので
正式リリースまで待った方がいいかもしれません。